デス・ストロークの娘
レイブンの悪友、ローズ・ウィルソン。
デス・ストロークことスレイドの娘で刀剣の達人。
アメリカ版の声優はパメラ・アドロン。
ティーンタイタンズGOでは"Cool School #92"から登場したヴィランだけれど、スターファイアやレイブンとガールズナイト(これはチーム名じゃない気もするが)を結成している。
原作コミック版ではティーンタイタンズに加入したり抜けたりまた加入したりを繰り返しているらしい。
アメリカのファンサイトRavager | Teen Titans Go! Wiki | Fandom powered by Wikiaにローズはシンダーブロック、プラズムスと兄弟ってあるんだが、そうだったのか・・・。
シンダーブロック
プラズムス
この二人を見てローズと兄弟とはなかなか思い付かない。
アメコミのこういう設定は同じキャラでも作品によって変わっているから混乱する。
ティーンタイタンズGOだともっといい加減で同じシーズン内ですら設定が変わっている時がある。
アメコミのこの自由さが私は好きだが、この適当さが嫌でアメリカのアニメは見てないというアメリカ人に会った事がある。
ランゲージエクスチェンジを試していた頃にアメリカ人にDCコミックの話題を振ると、何人かから「あれ見てるの? 子供の頃は俺も見たけど、今は見ないな」とか「悪いけど、そういうのを私は読まなくて」という反応が来た。
そのくせ日本のアニメは好きだという。
バットマンはアメリカで何度もヒットしたし、最近はワンダーウーマンもヒットしてるが、映画とコミックは別物という事らしい。
日本でも映画がヒットしたからって、みんなが原作のアメコミを買いに行くわけでもないしな・・・。
そういう私も英語の勉強用にじゃなかったらDCアニメのブルーレイは買わないかもしれない。いや、買ったな。
"Missing in Sydney" Andrea M Hutchinson
多聴用というより英語の勉強の気分転換に私が聞いて面白かった朗読を紹介する。
"Missing in Sydney"
Andrea M Hutchinson
ロンドンの大学生アミー、クレア、リサの3人はクリスマスを過ごすためにオーストラリアのシドニーに遊びに来ていた。
親元を離れられて羽目を外したい3人は夜のパーティーに出かけて盛り上がる。
疲れたアミーとクレアは先にホテルに帰る事にするが、リサはまだ残るという。
しかし、翌日になってもリサはホテルに戻って来ない。リサは誘拐されたかもしれなかった。
旅先で頼る人もなく不安になるアミーとクレアだが、二人は親友を救うためシドニーの街にリサを探しに行く・・・というミステリーもの。
40分という小説の朗読としては短めで気軽に楽しめる。後半は駆け足の展開になるが無理な引き延ばし感がなくて私的にはそれで良かった。
会話を中心に話が進んでいくので聞きやすい。
長々と状況説明を聞かされるという朗読もので最も苦痛なパートが少ない。
同じレベル帯のもっと短い20分の朗読がつまらなくて、最後まで聞くのにものすごく苦労した。それで朗読を聞くのが嫌になりかけたが、このMissing in Sydneyは最後まで
一気に聞いてしまった。
声優とキャラの性別が一致しているのも良かった。
これを聞いてなかったらもっと早い段階で英語の朗読を聞くのを止めていた。
ネットに音声サンプルもあるようなのでまずはそれを聞いてみるのを勧める。
リスニングには多聴より復聴が効果あり
リスニングの練習のために多聴をやるのはやめてしまったが、勉強のためにやるというのが一番上達の妨げになる。
それでも英語の朗読は時々聞いている。
多聴は効果がなくてもせっかく音声を持っているのだから使わないともったいない。
それで気づいた。
1回目よりも2回目の方が聞き取れる単語が増えている。単語だけじゃなく文の意味も1回目よりも頭に入ってくる。
次に来る単語が予測できるからだ。
日本語だったとしても初めて聞いた曲をいきなり歌うとなると特殊な技能でもない限り無理だ。
歌詞を見ながらでさえ、初見と何度か聞いた後では難易度が劇的に変わる。
つまり、リスニングの練習には色々な朗読を多聴するよりも同じ教材を何度か繰り返した方が効果があるという事だ。
気づけば当たり前以外の何者でもないが、なぜこんな簡単な事に気づかないで無理な勉強法でやろうとしていたのだ。
取り扱い説明書のような説明文の朗読を聞
いて眠くなるのも当たり前だ。
どうせ聞くなら対話文の朗読を聞く方が集中力が持つ。
小説の朗読でも会話のシーンは聞いて楽しい。
楽しいから続く。
楽しいからもっとやりたくなる。
ああ、当たり前すぎる。
多読でも多聴でも英語を上達させるという目標に焦点を当てすぎてそこに至るまでの過程を無視していた。
途中で行き倒れのは既に登山口で決まっていたのだ。
しかし、対話文をたくさん聞くという
観点からリスニング用の教材を探したがこれが本当に少ない。
本屋にもネットにも山ほど英語の教材があるにも関わらず取説の朗読のような音源しかない。
せめて対話じゃなくてもいいから語り口調の教材はないのか?
あるね。
ポッドキャストに山ほどあったね。
ポッドキャストのアプリをダウンロードして"English learning"で検索すれば、どれを聞けばいいのかわからないくらい番組がある。
とりあえずBBCの6minutes English辺りがオススメだ。
英検2級もあれば英語で英語の勉強は十分できる。
最初は全くポッドキャストが聞き取れないかもしれない。でも、リスニング練習の基本は繰り返し同じ教材を聞く復聴だ。
3回くらい聞き直したら、聞き取れなくても次の教材に行くべし。
そして、2週間くらいして内容を忘れた頃にまた聞き直す。すると聞き取れる割合がなぜか勝手に増えている。
これが復聴の効果である。
検証 語学アプリの役立ち度
語学アプリは有料のものですらほとんどが子供騙しレベルのものだ。
実際試してみて使う価値があるのはNHKのゴガクルくらいだった。
バベルという語学アプリはしばらく使ってみて使用料も安く内容も良かったのだが、支払い方法がクレジットカードしかないのが敷居が高い。
あれだけでネイティブと会話ができるようになるかというと無理だろうが、課金額が月300円程度にしてはかなりよく出来ているアプリだ。
ここでもっと過激なことをいうと、語学アプリの中でもランゲージエクスチェンジは本当に時間の無駄である。
私が試したアプリの名前を出すとLang8、HelloTalk、Italkiだ。
実際に何ヶ月かランゲージエクスチェンジを試してわかったのは、あれをやるくらいなら英語でMMORPGをやった方が語学の上達になるという事だ。
どうしてもネットで外国人と会話したいなら、オンラインの英会話レッスンを使ってまともな講師を探した方がランゲージエクスチェンジをやるよりかは当たりを引く可能性が高まるだろう。
いや、ネットで体験談や口コミを読むと、ランゲージエクスチェンジとたいして変わらないようだが。
偏見だと言われてもあえて断言するが、ランゲージエクスチェンジをやるとナンパ目的の男やちやほやされたいだけの女とメッセージをする羽目になる。
30人に1人くらいは真面目に語学の勉強したい人(”してる”ではなく”したい”)もいるようだが、その1人にたどり着く前までにかかる時間と労力が結果に見合わない。
ランゲージエクスチェンジの最大の問題点は、ネイティブだからと言って正しい事を教えているとは限らない事だ。
特に大学生前後の年齢なら相手がネイティブでもその添削はあてにならない。
大学出の30前後のまともな仕事をしているネイティブの使っている表現なら真似ても恥をかかないだろうが、そういう人たちは英語を話せない外国人の相手をする程暇ではない。
初心者の外国人に母語を教える手間を考えたら、”無料”で”真面目に”なんてあり得ない。
むしろビジネスだと向こうも仕事だから、日本人の英語が下手でも理解しようとしてくれる。
やはり英語にお金を投資するより、趣味に投資して英語でそれを外国人と共有する。
これが正解ルートだ。
ジョーカーより邪悪な男、ロビン
”くつろぎタイム #74”はビーストボーイが変身した姿はマーヴェルのハ○クじゃ・・・とか、レイブンとスターファイアはたんに素に戻っただけとかつっこみたくなる事が多い神回だった。
よく考えるとタイタンズGOのメンバーは元々ヴィラン寄りな要素が強い。
元ドゥームパトロールだったビーストボーイと別の世界ではジャスティスリーグメンバーのサイボーグは純然たる正統派ヒーローだが、残りの三人はそのうちスーサイドスク
ワッドからお声がかかるんじゃないかという気がする。
スターファイア
宇宙では野蛮人としてあまり評判がよろしくないタマラン星人。双子の姉のダークファイアは自分に正直にヴィランである。
レイブン
地獄の魔王トライゴンの娘で、侵略の窓口として地球に送り込まれていた。
ロビン
タイタンズGOではヒーロー、ヴィランを含めもっとも邪悪な男。
しかし、将来レッドフードとして活躍する冷酷な二代目ロビンはジェイソンで、タイタンズGOのロビンは後にナイトウィングになるグレイソンなはずなんだけど。
おまけ
テラ
かつはタイタンズメンバーだった事もあったが、GOでは凶暴さゆえレイブンにゴミ世界に閉じこめられる。
タイタンズに復讐するため岩の鎧をまとう大技テラ・ライザーを密かに編み出し、タイタンズの宿敵ブラザーフットイービルの首領ブレインにも内通していた。
さすが一流の暗殺者スレイドの愛弟子なだけはある。
レイブンとは仲悪し。きっとビーストボーイ(元彼)のせいだろう
番外
ジンクス
ティーンのヴィランチームであるハイヴファイブのリーダー。
GOではレイブン、スターファイアと仲良しで、女子ヒーロー(ヴィラン?)チームのガールズナイトを結成している。
無印タイタン時代にキッドフラッシュのおかげでヒーローに目覚めてタイタンズと仲良しになったと思いきや、レイブンとスターファイアが悪に染まってきただけな気もする。
GOではサイボーグとも隠れてつき合っていたし、時々レイブンと声が同じだしで、タイタンズのメンバーになった方が早い。
英語の上達は忘れた頃にやって来る
英語多読についてのネットの感想に途中で挫折したというものがある。
私も一度挫折しかけた口だ。
挫折してしまう原因は能力の問題ではなくやり方の問題だろう。
多読に限らずどの方法でも英語の勉強はマラソンや登山に近い長期戦だ。
だが途中で挫折してしまう人は英語の勉強を短距離走だと考えて、ひたすら全力疾走を繰り返して力尽きてしまっている可能性が高い。
TOEICでも受ける度にある程度点数が上下するというから、英語の勉強の成果が常に右肩上がりだと思ってしまうと相当やる気のある人でも確実に挫折する。
誰でも自分がすごく上達したと感じる時と全くダメだと感じる時が訪れるはずだ。
しかし、それはどちらにしろ思い込みにすぎない。
人間だから集中力が無い時もある。
上達の尺度を測る教材との相性が悪い時もある。
英語の実力がそれなりに養成されていても、疲れて集中力が無くなっている時に相性の悪い教材に当たれば当然結果は悪い。
その逆に調子が良い時に自分が得意な分野の教材を読んだり聞いたりすれば、そりゃ結果は自分の想像上に良くなる。
長期戦で一番やってはいけないのは一喜一憂する事だ。
日本語を勉強している外国人とネットで知り合って話していてそう実感した。
音声会話をやって日本語だけでまともな会話が成立する外国人は平均して7年くらい勉強していた。
それも7年間毎日休まず真面目に勉強している人というのはまずいなくて、だいたいどの人もしばらく投げ出していた時期がある。
短期決戦で力尽きると英語自体が嫌になってしまう。
やる気には波がある。
だからやる気を頼みの綱にして頑張るのは、幸運をあてにして地図もコンパスも無しに山に登るのと変わらない。
語学の良いところはちゃんとした方法を続けていれば、才能に関わらず誰がやってもそれなりに上達する事だろう。
多読と多聴は別物である
100万語多読による英語のリーディング上達が驚くほどだったため、これを応用して100万語多聴をやればリスニングでも効果があるに違いないと考えた。
Graded Readersを朗読したCDがあるわけだから、それを聴けば字数も数えられる。いちいち字数を気にしなくても、100冊ほど聴けば100万語分になるだろうし。
なんだよ英語の勉強なんて悩む事なんかないじゃないか。
Take it easy,bro. HAHAHAHAHA.
で、実際に試したところ見事に挫折した。
Don't worry,bro. HAHAHAHAHA.....
多聴と多読がこんなに違うとはな。
言い訳がましい事を書く。
国際線の飛行機では音楽や映画が楽しめるのだがその中にAudio Bookもある。
国際線に乗った時に英語のAudioBookを聞いて理解できたので、Graded Readersの朗読くらい楽勝だと思っていた。
それがどっこい多聴が続かないのだ。
それでもある程度試さないと効果も何もあるわけがない。頑張って14時間分は聞いた。
だがElementary levelの朗読ですら集中力が保てなかった。
そもそも頑張ってる時点で既に多読のような無理せず英語に馴染むというアプローチではなくなっている。
多聴を止めたくなってしまった理由は色々あるが、一番ダメだった理由は”声”だ。
発音ではなく声である。
私が聞いた朗読のほとんどは一人のナレーターが全ての登場人物を演じていた。つまり、男のナレーターが女キャラも声音を変えて演じるのだ。
無理。
全く内容を楽しめない。
三人のキャラがクロストークを始めると誰がどの台詞を話しているのかすぐにわからなくなる。
探してみると複数の声優が演じてくれている朗読もあるのだが数が少ない。
それにそれが一人で朗読されたものか複数によるものか、買う段階でパッと見にわからないのだ。
結論。
Graded Readersの朗読を聞くなら、YoutubeでBBC News Reviewを繰り返し視聴した方がましである。
いやましどころかはるかに英語が上達する。