100万語多読の最終効果? ジャスティスリーグ ダーク voi.1 ”In The Dark"を英語で読み切ることについに成功
ブレーレイで見るつもりだったジャスティス・リーグ”ダーク”だが、表紙のカッコ良さに負けてコミック版の方を先に買ってしまった。
コミックとはいえ英語だから1ヶ月くらい時間をかけて少しずつ読むことになると長期戦を覚悟していたら、面白くて1日で読み終わった。
一気に読めた一番の理由は面白いからだが、もう一つの理由として読み終わるまでに辞書を使わなくて済んだ事も大きい。
どうしてもわからず辞書で調べた単語は全て合わせても10個以下しかなかった。
ティーンタイタンズの無印とGOを英語音声だけで見まくった効果は伊達ではない。
"In the Dark"をすらすら読めたのは"英語"が出来るからというより、英語で表現されている内容にそもそも慣れているからだ。
ビジネス英語に長けたグローバルな人材だったらどんな英語でも理解できるはあり得ない。アメリカのティーン向けのアメコミ英語はちんぷんかんぷんな方が当たり前だ。
抽象的な漠然とした"英語"というものをいくら勉強しても、実際に使われている具体的な"言葉"につながっていかない。
だから学校で何年も抽象的な英語を勉強しても、海外の語学学校に留学しても英語が使えるようにならない。
ランゲージエクスチェンジで非英語圏の外国人と話してわかるのは、英語を勉強する外国人に比べたらむしろ日本人の英語の方がレベルが高い。
日本人が何年も勉強したのに英語を話せないのは能力の問題ではない。
他の外国人が具体的な情報を英語でやり取りしてる間に、日本人は"英語"という抽象的な概念を研究してたからなだけだ。
つまり、語学は勉強するよりも慣れるに限る。
1冊でも英語でアメコミを読み切ると、他もどんどん行ける気になる。
TOEIC900点取れるまで勉強しても、アメコミを読む役には立たなかっただろう。その代わりアメコミが読めるからといって、TOEICで高得点が取れるようにもならないのだが。
多少のグロ描写があるがオカルトやホラー系が好きな人には英語で自信をつける用にジャスティスリーグ”ダーク”vol.1をお勧めする。
使われている英語はこんな感じ。
それにしてもアメコミは表紙のイラストがどんなに綺麗でも、肝心のコミックの方は絵のテイストが安定しないのが気になる。
1話ごとにキャラの顔が変わるというレベルではなく、同じページでコマごとに顔が変わる。同じコスチュームを着てなかったら別のキャラかと勘違いするレベル。
ジャスティスリーグダークではそれがほぼないので当たりである。
アメコミは日本語での情報が少ないから、買って開いてみるまでは当たりか外れかがわからない。
そのせいでアンティークを買うかのような敷居の高さがある。
そこで”英語”で情報収集である。
こんな時でもないと日本に住んでいて英語の出番なんかない。
Amazon.comでのジャスティス・リーグ”ダーク”シリーズの評価。
レビュー数 評価
vol.1 104 ☆4
vol.2 43 ☆4.5
vol.3 25 ☆4
vol.4 19 ☆3
vol.5 8 ☆4
vol.6 8 ☆3
おい!刊を重ねる毎に明らかに評価が下がっているぞ!
vol.1ではうんざりするほど長い感想もあったが、それはファンの熱意の証だった。
酷評のvol.6では感想の数も文字数も少ない。そこまでの酷評をもらうだけあって、vol.6は表紙の段階で同じシリーズかと思うほどの作画崩壊が起きている。
あれはあれでコレクターズアイテムとしては成立しているのかもしれない。
それにしてもアメコミの購読は敷居が高い。
数冊分をまとめて収録してあるColllected editionがあるにしても、クロスオーバーとなるとさすがについていけない。
vol.2"The books of Magic"は"I,Vampia"のVol.2も読まないとストーリーが補完されないとレビューやWikipediaにあったが、知らないでジャスティスリーグ”ダーク”だけ買っていると「なんだこれ?」という事になるわけだ。
vol.3"Death of Magic"に至っては本家ジャスティスリーグとのクロスオーバーなだけでなく、JLAとPhantom Strangerも絡んでくる。
何冊買わないといけないんだよ。
もともとヤングジャスティスに登場していたザターナがメンバーなのと表紙が綺麗だというだけでvol.1を買ってしまった。
他のメンバーについてはなんら知識なし。
ジャスティスリーグの霊能専門班というからリーグメンバーとの絡みもあるんだろうくらいの見込みだった。
だが#1ではバットマン、ワンダーウーマン、スーパーマン、サイボーグが活躍するも、ザターナがいる以外に”ダーク”チームはジャスティスリーグとは関連がない。
これでVol.1が楽しめたのはビギナーズラック的な幸運だろう。
amazonレビューの妥当性を信じる私はvol.3以降は買わないつもりだ。
ヤングジャスティス シーズン3”アウトサイダーズ” 公式がキャラデザ公開
公式の発表によれば2017年7月21日の時点で12話までの脚本が上がっていて更に10話分が制作中、エピソードは全26話の予定だという。 アメリカではファンが前のめりになり過ぎて、シーズン3エピソードのトップ10という動画まで既にある。 他にもシーズン3の予告編まであるから「いくらなんでも早くないか!?」と思ったらやっぱり見間違いだったとか。 ネットに流れているシーズン3の情報が公式のものなのか、それともファンの妄想なのかがわかりにくいほどアメリカではファンが盛り上がってしまっている。 シーズン3のキャラクターデザインというのを見た時も「これはファンのそうなって欲しい願望公表じゃないよな」と疑ったが、サンディエゴで開催されたComi-Con2017でDC公式が正式に発表したものだった。
画像は以外のサイトからの転載です Young Justice Season 3 Characters Revealed | Den of Geek
ビーストボーイ! ドゥームパトロールとティーンタイタンズだけじゃ飽き足らず、ついにヤングジャスティスも掛け持ちかよ。
そしてどういう事だ。 スーパーボーイがいないんだが…。
新キャラの3人
左からArrowette、Traci13、Spoiler。 Arrowette? アルテミスだよな?? 後の二人は誰なのかわからない。 DCワールド広大すぎ。
高校生よ夏休み前にこれを読んでおけ! 夏休みの1ヶ月で海外でも使える英語を身につける3つのポイント
夏休み。
日本人にとってはこれほど自由に時間が使える期間はない。
大人になってから「ああ、高校生に戻ったら夏休みにもっと英語を勉強するのに」と思ったところで、本当に高校生の夏休み並みに時間をもらったとしても英語の勉強なんかやるわけがない。
それで英語が上達するなら1年も海外に留学すれば英語がペラペラになって帰ってくるはずだが、そうはなってないのが語学留学の現実だ。
だが本当に君が高校生なら1か月の自由に使える時間よりもっと貴重な財産を持ってる。
それは10代の記憶力だ。
こればっかりは大人になってからどれだけお金を払っても、努力しても手に入らない。
そんな強力なアイテムを持ってる高校生にこそ送る時間とお金を無駄にしない最強の英語の勉強法がこれだ!
目次
1. もう英語の勉強は一生やらないつもりで夏休みの1ヶ月間は毎日や るべし
2.たくさんの参考書をやるより1点集中突破で行くべし
フレーズを音読する時に注意する事は2つだけ
1.単語を訳さない
2.英語だと思わないでとにかく真似する
単語の暗記や文法の勉強は海外で使える英語には必要ない
3.日本人は英語なんか出来なくても困らないと知るべし
英語の勉強用にドラマを探している人はGOTHAMがおすすめ
GOTHAMがリスニングの練習用に優れている3つのポイント
1.英語がわかりやすい
登場人物たちが聞き取りやすい英語でしゃべってくれるし、使われているフレーズもわかりやすい。
Youtubeの英語学習動画並に聞き取りやすくてわかりやすい。
2.内容が面白い
いくら英語が聞き取りやすくても勉強のために興味のない内容を聴くのは負担だ。
ここは多読方式で英語で楽しめば英語が上達するで行きたい。
3.原作を知らなくても楽しめる
GOTHAMはドラマオリジナルストーリーなので、バットマンをよく知らなくてもこのドラマだけ見ていても話がちゃんとわかる。
普通の人間であるゴードン刑事が超人的ヒーローが降臨するまでは頑張って街を悪人どもから守る。
これさえ押さえておけばシーズンの途中からでも話についていける。
途中から見ても内容を楽しめるのは面白いドラマの鉄則である。
問題点
暴力描写が多いので、その手のものが苦手な人はやめておいた方が良い。
リスニングのためのおすすめ視聴法
1回目 英語音声、字幕なしで内容を楽しむ
2回目 英語音声、英語字幕ありで音と単語を結びつける
3回目以降 英語音声、字幕なしで単語やフレーズの意味は気にせず音を拾いまくる
見ているとどうしても日本語字幕で会話の意味を知りたくなるが、英語の勉強としてはやらない方が良い。
まず字数の都合で抄訳になっている事が多い。
英語のテストの試験ではないからこれが正解という訳文はない。プロの訳者ですら人によって日本語での表現が変わってくる。
アメコミはどうしても独特の癖があるので苦手も人もいるが、GOTHAMは普通のSFアクションドラマとして楽しめるだろう。
DCコミックのアニメ版は私にとっては英語のリスニングを上達させるための強い味方だったが、ドラマ版は使われている英語が難しすぎるだろうと敬遠していた。
それにDCコミックが好きな分だけこだわりも出てくる。
原作を気にしない派なら楽しめる事でも、ファンだからこそと原作と設定が違うじゃないか!と憤ってしまうのだ。
ただ原作といってもアメコミの場合は1つのキャラクターに複数のライターがいるので、原作自体がバージョンによっては矛盾している時もある。
海外のドラマで英語を勉強するのは聞こえはいいができるわけないと思っていた。
既に”フレンズ”などのドラマで試して、台詞が聞き取れた時ですら意味がわからないという経験をしていた。
英語字幕で確認するとそれほど難しい単語ではない。しかし、それでもそのフレーズはどういう意味なんだ?となる。
親切で有能なネイティブスピーカーが忠実な家臣のように側に控えているわけではないから、いちいち調べてを繰り返しているとドラマが楽しめない。
それならいっそscriptを買って、辞書やネット検索で意味を確認しながら読んだ方が勉強になる。
それがたまたま海外ドラマ専門チャンネルでGOTTHAMを久しぶりに見たら英語が聞き取りやすかった。
以前、シーズン1を少し見た時は面白い印象がなかったし、ゴードンが主人公という設定も興味を持てなかった。
むしろバットマン登場以前のゴッサムを執事のアルフレッドが守っていたくらいの設定の方が好きだ。ああ、我ながらマニアは面倒くさい。
BetweenとAmongはどう違う?
英語を上達させるには実際に英語として使うしかない。
そもそも日本語と英語は別の言語だ。だから同じ英文が翻訳家によって違う訳になったりする。
ランゲージエクスチェンジを試していた頃にイタリア人と話していたら「日本語と中国語はだいたい同じなんだろ?」と言い出した。「なぜ?」と聞きば「だって隣の国だろ」と返ってくる。
隣だからってだいたい同じわけあるかと「じゃあイタリア語とフランス語は同じなのか?」と聞けば「フランス語とは違うが、スペイン語とはたいだい同じ。スペイン語なら相手が何を言ってるかだいたいわかる」と言う。
単語の発音も似ているが文法の構造はほとんど同じで、日本語の方言くらいの違いしかいないらしい。
しかし、日本語と英語は全くの別言語。
日本語を勉強している外国人から「これは英語の文法でいうならどういうものに当たるのか?」と日本語について聞かれる度に、「日本語をいちいち英語に変換するんじゃないよ!」と文句を言いそうになった。
というわけで本気で英語を使えるようにしたいなら、やさしい英語で難しい英語に慣れて行くのが最も効率が良い。
BetweenとAmongの違い
一度で聞き取れなかったとしても4回も聞き直していれば説明が理解できるようになる。
リスニングの練習にもなるからやさしい英語で難しい英語を勉強するのは一石二鳥である。
最初から字幕を使うとそれに頼る癖がついてしまうから、リスニングの練習として見るときは字幕は3回目以降の視聴にするのを勧める。
amnogはamongじゃないんですか?という突っ込みを待っていたが全くTwitterに反応が来ない。これではたんに間違えているだけなので直した。
英語は割りきりが肝心
はっきり言って私は英語ができる。
周りの人からは英語がぺらぺらだと思われている。
友人知人にプロの通訳や翻訳業の人がいるから自分がぺらぺらにはほど遠いことはわかっているが、それもで日本人としては英語がかなりできる。
ランゲージエクスチェンジを試していた頃にアメリカ人イギリス人からはダメ出しをされまくっていたが、アジア系ヨーロッパ系の人からは「日本人なのになぜそんなに英語ができるのか」とよく驚かれていた。
これはいかに日本人は英語が出来ないと思われているかというだけだが。
とはいえ、同僚とは英語で話すというアメリカ資本の会社で働くヨーロッパ系の人から「君の英語は悪くないね」と言われた時は素直に嬉しかった。
留学もしないお金もかけないで、なぜ英語がそこまで上達したか?
それは”あきらめたから”だ。
英語で万能になることをあきらめて分野を絞った。
使える時間を英語の勉強に投入するために他の事をあきらめた。
見栄えはいいが自分に合わないレベルの教材をあきらめた。
旅行会話くらいなら片手間にやってもそれなりに身に付く。それに観光地で商売をしてる人は外国人の片言会話にも慣れている。
だが外国人にも手加減なしで来るようなネイティブスピーカーと会話できるレベルまで行くには、毎日5時間を3年かけないと無理だ。
私は気がつくと7時間くらい英語に触れている日があった。
机に座って英語の勉強なんてやっていたら1時間で英語自体をやめたくなるが、英語に触れるという事ならいくらでもやり方がある。
スポーツでもドキュメンタリーでも、とにかく興味がある番組を英語で見る。
youtubeにある英語学習動画を英語だけで聴く。
英語の本をひたすら音読する。
外国人と英語でチャットする。
「英語が上達しない。もう英語なぞやめたいでござる」という愚痴もネットの外国人相手に英語でこばすようにしていた。
これらをやっていると1日で3時間くらいはすぐこなせる。
語学の修得にはキリがない。
辞典の編纂をしている人が言っていた。毎年1万語の新しい日本語が生まれて3年以内にほとんどが消えていく。
母語ですら無意識のうちに語彙のデーターベースを日々更新し続けている。
このMelodee Moritaさんは両親が日本人だがアメリカ生まれのアメリカ育ちな英語のネイティブスピーカーらしい。
相当日本語がうまい。発音も綺麗で語学には何の関係ないが美人だ。
それでもしばらく聴いているとこの人が日本語のネイティブではないとわかってしまう。これが外国人の限界だ。
外国語の勉強にこれでもうOKなんてないのだから、そんなブラックホールにはお金を投げ込まないに限る。
これが英語学習攻略の正解ルートだ。
英語よりプログラムをやる方が得なのか?
本屋に行ってもネットでも英語の教材や宣伝はうんざりするほどある。
にも拘らず日本人の九割に英語は要らない。
これは英語教材を売りたい業界にとっては不都合な真実だ。
私の知人で時々海外に出張する人がいるがその人ですら英語も他の外国語も話せない。取引先が日本語を話せるスタッフを抱えているので英語を話す必要がないからだ。
アメリカのベストセラー本だってヒットドラマだって早ければ1年以内に日本語に訳される。
しかも翻訳の精度は高い。アメリカに渡る日本人がいないに等しい明治時代ではあるまいし。日英に堪能な人は星の数ほどいる時代なので、素人が頑張って原書で読むより翻訳で読んだ方がはるかに内容を楽しめる。
確かにまれに日本語訳がひどくて英語で読んだ方がわかりやすいという小説もあるが、そこまでして読まないといけない小説はない。
このブログは英語学習の情報を提供しているが、英語業界の片棒を担ぐ気はない。
むしろ、英語学習に貴重な時間とお金を投資する事なんか一刻も早くやめて、好きな趣味にリソースを投資する事を強く勧める。
日本人にとって英語が必要だとしたら受験英語くらいだ。それですらまともな参考書1冊を10回くらい繰り返せば高偏差値の大学ですら突破できる。
海外に行く度に思うのは世界的に見て日本は本当にいい国だという事だ。
もちろん日本は地上の楽園ではない。社会的な問題も山ほど抱えている。
それでも日本の抱える諸問題は他の国に比べたらなんとかなるレベルだ。日本にだけいるとそう思わないが外国に行くと理屈を飛び越えてそれを感じる。
英語にお金をかけて何年も勉強するくらいなら、シングルボードコンピュータの言語を勉強した方が絶対お得だ。
英語の勉強なんて英検2級レベルを使いこなせるようになったら十分で後は実際に外国人と話すしかない。
英検2級合格と使いこなせるのはもちろん別だが、英検の問題集で9割以上正解できるならOKだ。
語学は実地で使わないと上達しないし、使う機会がないならそもそも必要がないのである。