微課金スマホゲーマーがお金かけずにTOEIC800点を取れた話

アメコミのための英語か、英語のためのアメコミか。TOEIC後の英語の勉強の仕方についてのブログ

人工知能 天使か悪魔か2017 感想

 このブログでは海外に語学留学するくらいなら趣味を深めに海外に滞在した方が英語が上達すると主張している。

 それなのにgoogleさんがつける広告は短期留学とか留学関係が多い。

 人工知能業界の先端を行くgoogleでさえこんな程度なら、人工知能が人類を支配する心配はまだしなくていいようだ。

 今のところアフェリエイトやってるわけではないが、googleさんも広告付けるならブログの趣旨に合わせて海外旅行や格安航空券の広告して欲しいものだ。

 

  NHKの「人工知能 神か悪魔か2017」を見て衝撃を受けた。人工知能の発達にではない。人間の反応の方にである。

 番組では人工知能の判断と人間の判断を同列に扱ってしまっているが、それは勇み足だろう。

 人工知能を利用して糖度の高い果物や野菜を作れる事と、美味しい料理が作れることは別だ。糖度は客観的に示せるが、美味しいというのは曖昧な尺度でしかない。だが人間も社会もその曖昧な尺度の集合体である。

 一番衝撃的だったのは医療事務のマネージャーで社員の面談をしている人が、人工知能による面談の解析結果を見て「納得いかない」と言っていた事だ。
 マネージャーが「この人は本人が頑張ればなんとかなると思ったのに、人工知能が辞めると予測したなんて」みたいな事を言った。
 このマネージャーが「私がサポートする事で一緒に乗り切れると思ってます」というならともかく、社員本人の頑張りに任せてる時点で人工知能と関係なくこの人はマネージャー業務に向いてない。この人が向いてないといより普通はそんなものだろう。
 この人が辞めるとは思えないでしょう的に辞める兆候があると予測された人のアンケートの文章が映されたが、いやこの人仕事に自信なくなってるって思いますけどという文面だった。
 つまり、人工知能の判断力が発達しているというより、人間の判断力が低下しているのだ。

  それはそうだろう。世の中が機械任せになった分だけ、人間は代用された能力を磨かなくなるんだから。スマホが普及すれば、鉛筆で漢字を書く能力が劣化するだけの話だ。
 もしかすると人間のコミュニケーション不足による会話する能力の劣化をこれからは人工知能によって補っていくのかもしれない。
 そうすると人工知能が人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類という老人を人工知能という若者が追い抜く点なのだろう。