語学学校は金の無駄?
無駄とまでは行かないが、相当に贅沢なお金の使い方だと思う。高い勉強料というのか。
もし、大学時代に語学留学をした友人たちが実態を教えてくれてなかったら、私もアメリカかカナダになんとか留学しようとしていただろう。
もっとも彼らの不満の矛先の大半は語学学校ではなく、エージェントという仲介業者に向けられているのだが。
語学留学した友人の一人が「エージェントは本当に金の無駄。あれを使わないと留学できないレベルの英語なら、日本にいた方がいい」とまで言い切っていた。
ところで、語学学校に行く大きな理由は実は語学にあらずと私は見ている。
では理由は何か?
それは滞在理由として楽だからだろう。
留学生としてなら観光ビザよりも長い期間滞在できるし、学生という身分は便利だ。
これは英語の練習にと、中国人とネットで喋っていて気づいた。
日本への留学生たちの間では日本語の語学学校の評判はすこぶる悪いそうだ。
授業料は高いのに、まるで役に立たない。
それなのに日本で語学学校に行くのはビザの都合で、学生としてなら長期間の滞在ができてバイトもできるかららしい。
しかし、カナダなら観光ビザでも半年は滞在できるはずだ。アメリカもビザ無しで3ヶ月はいけたはず。
地元の料理教室やボランティア団体に参加して、ビザが切れたら帰国する。そして、翌年以降にまた半年行く。
語学学校に費用をかけるよりも、こっちの方が資金面でも勉強面でもはるかに効率がいい。
もしあなたが既に留学してるなら、楽しく観光させてもらった事を親に感謝しよう。
まだ留学してないなら、語学学校に使うお金でイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアに趣味を深めに行って、そのついでに英語を使う。
これが語学留学における正解ルート。