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アメコミのための英語か、英語のためのアメコミか。TOEIC後の英語の勉強の仕方についてのブログ

ジャスティスリーグvsティーンタイタンズ!

 ジャスティスリーグティーンタイタンズが激突するというTTファンの私からしたら夢のような長編アニメ。

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 相変わらず日本語版については”いつ”出るのか以前に出るのかすら怪しい。
 ブルーレイなら輸入版でも見られるし、値段もアマゾンなら2千円前後で買えるしで思い切って買ってみた。
 英語音声のみでどれくらい理解できるかはわからなかったが、ティーンタイタンズGOの内容が英語で十分理解できているからいけると踏んだ。

 で、感想。
 まず英語に関してはティーンタイタンズGOが大丈夫なら、これもいける。英語字幕を付けられるから、聞き取れないところはそれで確認できる。
 作品について言うなら、全編に渡って”これじゃない”感が満載だった。
 まずレイブンの声がタラ・ストロングじゃない。他のタイタンズメンバーもアニメ版とは違うキャスト。
 これはどうもジャスティスリーグが主役でタイタンズは脇役だからかと思いきや、JSLの方が脇役扱いで主人公はレイブンとロビンだった。
 でもロビンがバットマンの息子のダミアンで、本家タイタンズのロビンは既にナイトウィングとして独立してるんだよなぁ。

 以降はネタバレありの感想になる。

 冒頭は長編DCアニメ恒例の既にクライマックスな状況のアクションからスタートする。
 JSLvsTTの冒頭ゲストはなんとリージョンオブドゥーム!
 あのリージョンオブドゥームですよ!
 ティーンタイタンズの長編として見ていたので、この時点で既に笑いそうになる。ロビンのせいだぞ(笑)
 JSLvsTTはあくまでシリアステイストなので、かっこいい戦闘シーンが続くだけ。
 反抗期まっさかりのロビン(ダミアン)がJSLの言うことを聞かないので反省しなさいと、タイタンズに預けられる。
 でもナイトウィングはもうタイタンズを卒業していて、スターファイアがリーダーになっている。
 ロビンは他のメンバーとぶつかりながらもやがてチームの一員として自覚を持ち始め、最後はタイタンズのメンバーとして活躍していくのであった。

 あまりあらずじを詳しく書く気も起きない。
 アニメとしては絵も動きもきれいで、日本のアニメはもうアメリカのアニメに負けるかもなと思うくらいなんだがなぁ。
 もっとティーンタイタンズらしい長編を作ってよ、ワーブラさん!
 既に書いたように、これじゃない感が最後までずっと続く。
 あのJSLを脇役にまでしたのに、作品がティーンタイタンズらしくない。
 メンバーも全然らしくない。スターファイアとビーストボーイがかろうじてそれっぽい程度だ。
 サイボーグは作品によってはJSLとTTのそれぞれ所属しているから二つのチームをつなぐ橋渡しに使えるのに、その設定をうまくいかせてない。もったいなさ過ぎる。
 JSLとTTがついに対峙するシーンで、サイボーグが「俺はタイタンズにつくぜ。Boo Yhaaa!」と言い出して、ビーストボーイが「おかえり、dude」くらい言うのかと思いきやそういうのもなし。
 この作品ではビーストボーイとレイブンも特に恋人設定でもなくなってる。
 タイタンズがピンチになったらナイトウィングがメンバーを助けにロビンとして戻って来て、「タイタンズGO!」と指揮する展開を私は最後まで期待していた。

 アメリカではタイタンズメンバーではレイブンが一番人気らしくて、この作品でもレイブンと父親のトライゴンがメインストーリーなんだがその話が盛り上がりにかける。
 大魔王トライゴン相手にスーパーマンバットマンも全くいいとこなし。
 トライゴンの手に落ちて操られるくらいならと、バットマンが自分に神経毒まで打って抵抗するところは忍者スピリット全開でかっこよかったが。

 せっかく長編でティーンタイタンズなんだから、もっとお祭り感が欲しかった。
 JSLたち大人ヒーローが魔神ダークサイドに協力を要請してトライゴンVSダークサイドという恐ろしい対決が始まるのを、ティーンタイタンズを中心にティーンヒーロー&ティーンヴィランが力を集結させて止めるくらい無茶な展開で丁度いい。
 それだとヤングジャスティスか。

 エンディングロールの途中で次回作につながるらしきシーンが挟んであるが、タイタンズタワーに向かって飛んでくるマスクをしたヒロインが誰かわからなかった。
 スターガールかワンダーガール(カサンドラ)と思ったがあれはテラなんだろう。

 ところで、特典映像としてなぜかバットマンのキリングジョークの制作陣による裏話が10分収録されている。
 私としてはタラ・ストロングが写っている以外に見所無しだった。
 この制作裏話を見る範囲ではスタッフが相当気合いを入れて作ったようで「原作の再現にこだわった。そのためならPG13指定を超えても気にしないでいく」的な事を言ってたみたいだが正確に聞き取れなかった。
 アニメ版キリングジョークは見てないがその出来を買って確かめる度胸はない。それを買うならアサルトオンアーカムを買う。

 でもやっぱり次に買うならジャスティスリーグWarでしょう。
 シャザーーーム!

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