微課金スマホゲーマーがお金かけずにTOEIC800点を取れた話

アメコミのための英語か、英語のためのアメコミか。TOEIC後の英語の勉強の仕方についてのブログ

仮想通貨による投げ銭の敷居は意外と高い

前回、平昌オリンピックのスノーボードについて書いた。

このブログの看板コンテンツである英語学習とも、アクセス数の多い記事であるヤングジャスティスとも繋がりのないスノーボードのネタでも果たしてアクセス数は変わらないのか。 それを検証するための記事であった。 その結果を書けば、アクセス数に変化はなかった

アクセス数の平均値が増えもしなければ、減りもしなかった。 書いたこちらとしてはこの結果をどう捉えていいのかまるでわからない。

インターネットの仕組みを考えてみる。

アクセス数=キーワードの検索者数×サイトの表示順位+いつもの読者

要するにこういう事だろう。 しかしアクセス解析でもその内訳はわからない。

突発的な内容の記事でもアクセス数が変わらない時に、いつもの読者が来訪した結果なのか、通りすがりの検索者が偶然訪れた結果なのかもわからない。

そもそもこのブログは結果に大騒ぎするほどのアクセス数でもない。

ここは場末の怪しい古美術店のようなものである。

もしかしたらこのブログは人間は読んでいなくて、人間社会を解析する機械学習中のAIが読み込む膨大な情報の1つにすぎないのか。

それはそれで面白いが。

というわけで、仮想通貨の話だ。

このブログがモナコインやBitzenyなどに期待するのは投機対象としてではなく、投げ銭というソーシャルツールとしての仮想通貨だ。

日本ではこれからイラストに投げ銭したりブログに投げ銭したりが盛り上がるのではないかと思ったが、それにはまだまだハードルがある。

一番のハードルはまず仮想通貨を使うことが普及してない。

友人で仮想通貨を知っている人は多いが、実際に保持している人はいない。

飯屋に行ったら隣のテーブルの二人組の客が仮想通貨について話していた。

片方の客はビットコインイーサリアムを投機商品として買ったようでそれを熱心に語るのだが、もう片方は興味がないらしく冷めた反応を返していた。

ここ半年で実際に仮想通貨を買った人の話を聞いたのはこれだけだ。

友達の友達の話ですらない。

メジャー選手のビットコインイーサリアムでさえこうなら、モナコインやbitzenyを買ってる人と偶然出くわすことはほぼほぼなかろう。

私が考える投げ銭したくなるネットのお役立ちコンテンツは"手順を分かりやすく説明してくれている記事"だ。

ヨーロッパで電車に乗る時にどうやって切符を買うかとか、外国の手軽に行ける飯屋はどれとか、一度でも経験すれば簡単に分かるが未経験では戸惑う事についてだ。

そういう記事を見かけると投げ銭したくなるが、そういう記事を書いている人はだいたい仮想通貨の受け入れ態勢が整ってないので投げ銭する入れ物が置かれてない。

仮に投げ銭の入れ物が置かれていても、読んでいる方がモナコインやbitzenyを持っている可能性が高いわけでもない。

良かった記事やイラストに投げ銭するためにわざわざ仮想通貨の取引所に口座を開設する人間が一般的とは思えない。

投げ銭するためにマイニングする人間はもっといなかろう。 名が知れないと使われないが有名になると値段も上がって手を出しにくくなる。 知名度が上がって掘る人が増えるとマイニング効率も悪いという。

そうなると、無名の仮想通貨ならマイニングしやすく買うにも安いが、そんな仮想通貨は誰も投げ銭の受け入れ態勢が整ってないとなる。

それにまだブレイクしてない仮想通貨は買える場所が少ないらしい。

いっそAmazonがブログサービスを始めてくれて、会員同士が匿名でAmazonポイントを投げ銭できるようにしてくれたらと思う。

トリップアドバイザーと連携してくれればもっと良い。

Amazonポイントでは仮想通貨のような値段の激しい上下というわくわく要素がないから、投げ銭ブログがたんなる有料購読ブログになってしまうのではあるが。