声調確認くんという無理ゲー その2
前回までのあらすじとしては発音抑揚チェックアプリ声調確認くんで中国語に挑戦してみたところ你们好という初歩の挨拶程度で躓いてしまった。
だが語学は躓いた所は迂回してとにかく前に進むしかない。
しばらくしてまた戻って試すとできなかったことができるようになっているのも語学のよいとこ。
前回の後、声調確認くんに向かって怪しい中国語の発音を聞かせてみたらこうなった。
初心者にしてはいいんじゃないかな。
語学の初期段階に必要なのは完璧主義より自画自賛である。
語学の勉強が続かない人は初級で厳しくやって中級で甘くなっている。
おお、俺って才能あるよ。
五単語でもイケてるぅー。
もしかして、知らなかったが俺は中国人なのか?
OK,OK。
別に中国語のネイティブスピーカーを目指してわけじゃないしー。
パァ!出たぁ!
出たよ。出ました。
これだよ。
本来無理ゲーであるはずの中国語の発音がこのまま順調に進むわけがなかったのである。
なんだよこれ。
事件現場に残された怪人の爪痕か?
しかも、クジラは魚ではなく、哺乳類の動物だですか。
どこで使うんだよこの例文をよ!
日本語ですら日常会話で使った記憶がない。
しかし、あくまで戦いを挑むしかない!
できない。
いや、一度でできたら無理ゲーの名にふさわしくない!
そして、できない。
ここまででチャレンジ10度目くらい。
はい、できない。
これは30回目くらい。
できるかこんなもん!
後、1回できないと言ったらジャイロ・ツェペリが教えてくれるはずだ。
仮に1度正しい抑揚を出せても次にまた正しく出せる気が全くしない。
というか声調の抑揚ができていても単語の発音ができてなかったら中国人には通じないんじゃないのか?
Hello talkを使っていた頃は中国人とよく英語で話したが、むしろ日本人よりも英語が使える人は多い。
もっとも母数となる人口がめちゃくちゃ多いから、英語が話せる人も日本人より多くのなるのだけかもしれない。
北京語、上海語、広東語と発音の異なる言語が国内に複数あるから、それで中国人は異言語に慣れるのが日本人より楽なのかもしれない。
いずれにしろ今回の結論は中国人と会話したいなら英語で話そうである。