微課金スマホゲーマーがお金かけずにTOEIC800点を取れた話

アメコミのための英語か、英語のためのアメコミか。TOEIC後の英語の勉強の仕方についてのブログ

友人が3ヶ月で外国語を習得した方法

友人が台湾旅行に行ったので向こうの英語事情を聞いた。
街には語学学校の宣伝があふれていたそうだ。
特に台北駅周辺で語学学校の看板をよく見たという。
そのせいかショップの店員やホテルのスタッフはだいたい日本語か英語が話せるらしい。


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人工知能のおかげで成長めざましいGoogle翻訳によると、他の学校よりも我が校はイケてますという広告。

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英語をやれば世界に飛び出せるという広告。


友人は中国語が話せる。
かつて10代にして中国茶にはまった友人はいつか中国に行きたいと大昔に中国語を勉強したそうだ。
しかし発音の難しさにあっさり挫折したと本人は言う。
それでも今回の台湾旅行では中国語を使う羽目になったらしい。
旅行中に料理店とタクシーの利用は不可避だったそうだが、店員も運転手も中国語しかできない。
頑張って英語で話しかけても、中国語で返してくる。
それで友人も思わず中国語が口から出たという。

「なんだよ喋れるんじゃないか」と私が言えば「いや、もう10年以上何もやってなかった」と友人は答えた。
10年以上やってなくてもとっさに単語が出るならそれは喋れると言う事だ。

 

そこで友人にどんな勉強をしたのか聞いた。
「だから3ヶ月で挫折したよ。まぁ、旅行会話集は丸ごと1冊暗記したな。それと中国人の留学生に頼んで発音のチェックはやった。覚えたフレーズを留学生に発音して、理解されるかどうか何回も試した」
3ヶ月で本を1冊丸暗記した?
「やったよ。今は無理だな。あの時はまだ10代だったからな」
友人はそう言うと遠い目をする。
「言ってることを全部聞き取れなくても、知ってるフレーズから推測できた。こっちが中国語の単語で返事したら通じた。買い物やタクシーで使う単語は決まってるからな」

 

友人のやった事を会話と見なすのか連想ゲームと呼ぶのかは読者の判断に委ねる。
だがランゲージエクスチェンジで話した中国人が「日本人留学生の話す中国語は全く理解できない。中国語の文章は正しく書けるのになんであんなに発音がひどいのかわからない」と言っていた。
それから考えれば友人は3ヶ月で挫折したにしては十分な成果だ。

 

会話に特化して考えるなら、文法の勉強に時間を投資するよりフレーズの丸暗記に走るべし。
そして微課金推奨のこのブログが勧めるフレーズ集はもちろんNHKの基礎英語である。