多読+αで日本にいながらネイティブの英語を学ぶ
Graded Readersは語彙や表現が各段階に合わせて制限されいるので読みやすい。
勉強のためだからって興味のない英文を読んでも頭に入ってこない。
多読勉強法の良いところはできるだけ英語を読む時の不要なストレスを省いて、楽しむことを増やす事で勉強の効率をあげられるところだろう。
多読は本当に効果のある英語の勉強法だと思う。
ただ多読でGRのレベル6まで行っても、まだネイティブスピーカーが普段使っている語彙や表現とはかなりの隔たりがある。
英語の多読は効果がないという人がいるのはGRの英文と実際アメリカ人やイギリス人が普段書く英文に差がありすぎるからだろう。
やはりネイティブと話すしかないのか・・・。(あんまり意味ないけど)
語学留学するしかないのか・・・。(費用の割りには効果がないけど)
Graded Readersの多読は効果的な勉強法じゃないのか・・・。(100万語まで読んだ?)
ついそう思ってしまう。
落ち込む前にちょっとだけ待ってほしい。
英語の多読は実際に効果があるし、ある方法を併用すればアメリカ人の書いた英語を読めるようになる秘策がある。
しかも、お金がかからない!
その方法とはAmazon.comのブックレビューを読むこと。
同じアマゾンでもco.jpじゃなくて.comの方だ。
Graded Readersで簡易版を読んだ後に、Amazon.comでオリジナル版のレビューを読むだけ。
既にあらすじを知っているから、GR版より長くて語彙も難しいはずのオリジナル版の感想でも「ああ、あれね」と話についていける!
”ネイティブの言葉を理解できる体験”というのは外国語学習者にとって想像以上にやる気を高めてくれる。
Graded Readersのレベル4か5を楽に読めるようになっていたら、Amazon.comで英語のネイティブスピーカーが投稿している英語でもなんとかなる。
単語はある程度調べた方が自分のボキャブラリーを増やす役に立つが、どうしてもわからない言い回しは読み飛ばせいい。
人気のある本にはたくさんレビューがついているから、自分が気に入った感想だけ読んでもかなりの量になる。
海外の語学学校に通ってもネイティブからAmazon.comのレビューような感想を聞くチャンスはまずない。
日本に住んでいても生きた英語に触れるチャンスはいくらでも探し出せるのだ。
私は英語の勉強は微課金派なので料金が安いオンライン英会話レッスンはありだと思っている。
だが講師と英語でおしゃべりしてるだけでは上達しない。
オンラインレッスンで講師に「アマゾンで感想を読んだ時にわからない表現があったんだけど、あの表現はどういう意味ですか?」と話題にすれば、もっとオンラインレッスンを有効に活用できるだろう。
海外ドラマで英語の勉強
アメリカのドラマで英語の勉強するという方法には憧れていた。
ドラマを楽しめて勉強にもなる。もうこれしかないでしょとTOEICで800点を取った後に挑戦してみたが、そのレベルでは上達につながらなかった。
ネイティブ向けの発音なんてそう簡単に聞き取れない。
英語学習用の音声は外国人向けに聞き取りやすく発音している。
それにドラマの台詞を英語字幕で単語を確認しながら聞いてても、口語表現は意味がわからない。日本語字幕や吹き替えは字数の都合で意訳の場合が多いから、参考にはなってもあてにできない。
なんとかフレーズをメモに取って、インターネットで調べたがわからなかった。
海外ドラマで英語の勉強ができるという説もあるのは知っている。
ネイティブの発音に慣れるための教材としてはありだが、知らない言い回しを解説無しで理解するのは不可能だろう。
最近はアメリカ人向けの英語のポッドキャストを聞いているが、私は耳を慣らすため用にしか使ってない。
私の場合は英語で内容を理解する練習に外国人英語学習者用のポッドキャストを使っている。
ポドキャスリンク
しばらく後でスピーキングの練習のためにネットで知り合ったアメリカ人に意味を聞いたらスラングという事ではなくて、そういうのはかっこいいというかお洒落な言い回しらしい。
しかし、これも3人のアメリカ人にそれぞれ聞いて、そのうち2人の説明は要領を得なかった。
つまり、ネイティブスピーカーですらドラマの言い回しになると明確に意味を理解してるわけでもない。
試験を受けてるわけじゃないから、それは当たり前といえば当たり前か。
英語のネイティブスピーカーが何人も友人にいて常に教えてもらえるなら、ドラマで英語を上達させるのも可能かもしれない。
でも、日本に住んでいながらだとちょっと現実味がない。
語学学校は金の無駄?
無駄とまでは行かないが、相当に贅沢なお金の使い方だと思う。高い勉強料というのか。
もし、大学時代に語学留学をした友人たちが実態を教えてくれてなかったら、私もアメリカかカナダになんとか留学しようとしていただろう。
もっとも彼らの不満の矛先の大半は語学学校ではなく、エージェントという仲介業者に向けられているのだが。
語学留学した友人の一人が「エージェントは本当に金の無駄。あれを使わないと留学できないレベルの英語なら、日本にいた方がいい」とまで言い切っていた。
ところで、語学学校に行く大きな理由は実は語学にあらずと私は見ている。
では理由は何か?
それは滞在理由として楽だからだろう。
留学生としてなら観光ビザよりも長い期間滞在できるし、学生という身分は便利だ。
これは英語の練習にと、中国人とネットで喋っていて気づいた。
日本への留学生たちの間では日本語の語学学校の評判はすこぶる悪いそうだ。
授業料は高いのに、まるで役に立たない。
それなのに日本で語学学校に行くのはビザの都合で、学生としてなら長期間の滞在ができてバイトもできるかららしい。
しかし、カナダなら観光ビザでも半年は滞在できるはずだ。アメリカもビザ無しで3ヶ月はいけたはず。
地元の料理教室やボランティア団体に参加して、ビザが切れたら帰国する。そして、翌年以降にまた半年行く。
語学学校に費用をかけるよりも、こっちの方が資金面でも勉強面でもはるかに効率がいい。
もしあなたが既に留学してるなら、楽しく観光させてもらった事を親に感謝しよう。
まだ留学してないなら、語学学校に使うお金でイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアに趣味を深めに行って、そのついでに英語を使う。
これが語学留学における正解ルート。
プリティ・プリティ・ペガサス
カートゥーンネットワークでまたGOの再放送をやっている。録画して英語で見ているが、一日にいくつも放送しているからもはやどれが最新話なのかわからん。
"伝説のサンドイッチ#1"でお気に入りのアニメを見ているレイブンをロビンたちが邪魔するシーンで、流れているの子馬が主人公のアニメPretty Pretty Pegasus。
なぜ子馬のアニメ?と思ってたが、あれは英語版レイブンの声優タラ・ストロングがLittle My Ponyという子馬アニメでも声優をやっていてPPPはそのバロディというファンサービスらしい。
https://mlpforums.com/topic/93821-raven-and-robin-are-bronies/
ここでアメリカのファンがその話題で盛り上がっている。Pegasisterがどうのと言ってるが、こちらはまだアメリカのギークの会話を理解できるほどではない。
声優といえばジンクス役の声優はwikipediaでは途中からタラ・ストロングの兼ね役だが、実はタイタンズGOでは元のジンクス役ローレン・トムに戻ってる。
ジンクスが出る回ではハイヴメンバーからなぜかギズモだけセットで登場するが、これはおそらくローレン・トムがギズモ役もやってるからだろう。
タラ・ストロングはアメリカでは人気声優らしい。
タラといえばレイブン
ペガサスアニメでの役はこちら。
どことなくレイブンぽい。
うって変わってこんな人の声もやってる?!
アメリカの声優なら私としてはスターファイア役のヒンデン・ウォルチの方がアドベンチャータイムのバブルガムでおなじみ。
どちらも姫様だし、やっぱこの人はこういうキャラだよなというものなんだろう。
人工知能 天使か悪魔か2017 感想
このブログでは海外に語学留学するくらいなら趣味を深めに海外に滞在した方が英語が上達すると主張している。
それなのにgoogleさんがつける広告は短期留学とか留学関係が多い。
人工知能業界の先端を行くgoogleでさえこんな程度なら、人工知能が人類を支配する心配はまだしなくていいようだ。
今のところアフェリエイトやってるわけではないが、googleさんも広告付けるならブログの趣旨に合わせて海外旅行や格安航空券の広告して欲しいものだ。
NHKの「人工知能 神か悪魔か2017」を見て衝撃を受けた。人工知能の発達にではない。人間の反応の方にである。
番組では人工知能の判断と人間の判断を同列に扱ってしまっているが、それは勇み足だろう。
人工知能を利用して糖度の高い果物や野菜を作れる事と、美味しい料理が作れることは別だ。糖度は客観的に示せるが、美味しいというのは曖昧な尺度でしかない。だが人間も社会もその曖昧な尺度の集合体である。
一番衝撃的だったのは医療事務のマネージャーで社員の面談をしている人が、人工知能による面談の解析結果を見て「納得いかない」と言っていた事だ。
マネージャーが「この人は本人が頑張ればなんとかなると思ったのに、人工知能が辞めると予測したなんて」みたいな事を言った。
このマネージャーが「私がサポートする事で一緒に乗り切れると思ってます」というならともかく、社員本人の頑張りに任せてる時点で人工知能と関係なくこの人はマネージャー業務に向いてない。この人が向いてないといより普通はそんなものだろう。
この人が辞めるとは思えないでしょう的に辞める兆候があると予測された人のアンケートの文章が映されたが、いやこの人仕事に自信なくなってるって思いますけどという文面だった。
つまり、人工知能の判断力が発達しているというより、人間の判断力が低下しているのだ。
それはそうだろう。世の中が機械任せになった分だけ、人間は代用された能力を磨かなくなるんだから。スマホが普及すれば、鉛筆で漢字を書く能力が劣化するだけの話だ。
もしかすると人間のコミュニケーション不足による会話する能力の劣化をこれからは人工知能によって補っていくのかもしれない。
そうすると人工知能が人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類という老人を人工知能という若者が追い抜く点なのだろう。
TOEIC以降の勉強法という荒野
TOEICで800点取る前と後では、取ってからの方が英語の勉強で悩んだ。
TOEICはとにかく公式問題集を真面目にやれば結果が出せる。試験についての情報や対策もネットにも本屋にも、たくさん出回っている。
ところがである。
TOEICで目標の点を取ってそこからどうやって英語を上達させていくのかについてはまるで情報がない。
いや、あるのかもしれないが見つけられなかった。
ネットで調べても英語の勉強といえば大学入試かTOEICについてばかりで、それへの解決策はおすすめの参考書か語学留学の提案だ。
リーディングについては100万語多読がペーパーバックを読むレベルまでの道筋を示してくれた。
しかし、問題はリスニングである。
アメリカのドラマの会話が英語で理解できるようになるには何をやったらいいのかという悩みや、それへの解決案をネットでは見つけられなかった。
英語をどうやって勉強するかについての本は参考になったが、それらは海外で暮らす事をどうしても前提にしている。結局のところ日本ではそこまでの英語が必要にならない。
だがどうすれば日本にいたままネイティブの英語を理解できるところまで到達するのか、その道筋がまるでわからないのだ。
結局、ほとんど偶然youtubeでネイティブスピーカーが作っている英語学習者向けの動画を見て、そうか!英語で英語を勉強すればいいんだと気づいた。
面白いことにネットを使うのは英語学習の初級者と上級者で、中級者は使わないようだ。ここで言っているのは、英語”学習”のレベルで英語”試験”のレベルではない。
初級者は何か英語を勉強するいい方法がないかネットで探す。
中級者はそんな情報なんかないとわかってネットで英語の勉強をしようと考えなくなる。
上級者になると海外のサイトで生の英語に触れるために再びネットを使い始める。
こういう事なんだろう。
最強の英語学習テキストはこれ
日本人の90%には中級以上の英語なぞ必要ないのが”不都合な英語の真実”だ。
だが、日本に住んでいても英語で少しは外国人と意志疎通できた方が得なことが多い。
特にイラスト描ける奴は英語ができると、コミッション案件やれて今後絶対得することになる。
そのための文法や単語は実は中三レベルの英語をマスターしていれば十分なのだ。英検なら2級レベルでいける。
もちろんマスターしてると英検2級を取得してるは別だ。目安として英検2級の過去問の正解率が90%ならマスターしてると思っていいはず。
ただし会話には単語や文法だけでなく英語のフレーズが必要なので、それさえ覚えてしまえば外国人と英語で話せるようになる。
で、ここでついに最強の英語テキストを紹介する。
それはNHKラジオの英語講座番組テキスト。
ラジオの前で番組が始まるのをじっと待ってなくても、今やスマホのアプリで好きな時間に聞ける時代になりました!
けっこういい仕事してんなNHK。
英語に自信があるならテキスト無しでもいいが、ここはあえて毎月数百円払って微課金してでもテキストを買うのをおすすめする。
番組を聞いたら、放送に出てきた英語のフレーズをテキストを見て50回を目標に音読する。
これを毎日やるだけ。
フレーズを1日で50回も音読しなくても、3日かけて50回でOK
それだけで海外に語学留学した人と同じくらい英語が話せるようになる。
それだけで? 信じられねえな! という正直な人は、ぜひこのyoutubeの動画を見て欲しい。
似たような話をイケメン(羨ましい)が分かりやすく説明してくれている。
初級の英語をマスターしたら、英語の勉強なんて忘れて趣味にお金使いまくれ。
初級の英語で外国人と好きな趣味を語る。
英語の勉強はこれが正解。