微課金スマホゲーマーがお金かけずにTOEIC800点を取れた話

アメコミのための英語か、英語のためのアメコミか。TOEIC後の英語の勉強の仕方についてのブログ

教材選びは慎重にやるべし

 教材選びで一番重要なのは現段階でのレベルに合ってる事だ。 

 リーディングでもリスニングの練習でも難しいものに挑戦すると達成感はあっても、成果はあまりない。
 レベルに合わないものを頑張って読んだり聞くよりも、辞書無しでも使われている単語や表現の9割か8割が理解できるレベルを続けた方が上達していく。
 プロのスポーツ選手でさえ練習するわけで、試合だけやってれば自然と上達するわけでもない。

 英語ができればペーパーバックをすらすら読めるというのも、実はかなり疑問だ。
 日本語だからってどんな本でもさっと読めるとかありえない。
 新書にも面白いけど読みにくいものもあるし、興味がなくて数ページでやめてしまいたくなる日本語の小説だって山ほどある。
 日本語でできないことは外国語ではもっとできない。

    それが実際のところだと思う。

100万語多読に挑戦! そして、その結末

 多読というのは、100万語分の英文を読めば誰でもペーパーバックを読めるようになるという英語の学習法である。


 この方法の良いところは

 1.興味がない本は読まなくていい

 2.難しいと感じたら読まなくていい

 3.辞書でいちいち調べなくていい


 つまり、面白い簡単な本を辞書無しで読みまくればいつの間にか英語のリーディングが上達していくという画期的な方法で、100万語に達成するまでに約10万円かかる以外は欠点が見あたらない(後で多読学習法には、英単語の発音の習得についての問題点がある事がわかるのだが)。
 10万円は微課金とはいえないが、ネットで調べたら100万語読むにはだいたい1年から2年はかかる事がわかった。
 とすると、2年で10万円なら1ヶ月にかかるのは4千円ちょっと。微課金といえなくもない。

 既に100万語達成した人達がおすすめの本をリストにしてくれているので、それを参考にして本を買った。

 

 レベルに合わせて語彙と表現が制限されているのにGraded Readersの小冊子というのは良くできていて、英語で文章を読むことが楽しいと思わせてくれる。

 レベル3、4までは特に苦労もなくたどり着いていしまった。

 

 だがある程度レベルがあがってくると、どんな面白いゲームですらレベル上げがマンネリ化して苦痛になってくる。

 経験値のために仕方なくやっている時期が必ず訪れる。
 多読もレベル5辺りで行き詰まりだした。


 使われる語彙や文法の難易度も上がっているのもあった。

 しかも1冊が厚いので読み終わった時の達成感を得られるまでにかかる日数が増えて、やる気も下がった。

 

 TOEICで高得点を取っていてもGraded Readersのレベル5、6で読み進まなくなった言い訳をすれば、TOEICの問題文を読んで答えを探す作業と小説を読んで情景を把握する作業は別なのである。
 だからTOEICなんてやっても役に立たないと、TOEIC否定派からここぞとばかりに言われてしまうだろう。

 

 字数を稼ぎたいのに、選べるのが古典名作とかで読みたい本がなくなってくる。日本語でもそうだが、興味がないといくら読んでも内容が頭に入ってこないものだ。
 ついには全く読まない月が出てきてしまった。

 私が挫折しそうになりながらも100万語まで到達できたのは、他の多読を実践している人の感想や悩みをネットで読んだのが大きかった。

 

 結局1年半かかって100万語を達成。

 それでペーパーバックがすらすら読めるようにはさすがにならなかったが、英文を読む事への苦手意識は完全に払拭できた。

 それにリーディングスキルだけでなく、行き詰まったら一度レベルを落として、再度上のレベルを試して突破する戦略を習得できた(まさにゲームの攻略と同じ)。

 

 多読は本当にオススメ。 

ティーン・リージョンオブドゥーム

 英語のリスニング練習も兼ねてティーンタイタンズGOを楽しんでいるが、無印ティーンタイタンズと違ってGOはDCファンじゃないと笑い所がわからない細かい小ネタが多い。

 

 タイタンズが悪に目覚めてスーパーヴィランになる回”くつろぎタイム #74”(このタイトルの付け方がまたGOらしい・・・)で、ロビンが「俺たちはリージョンオブドゥームだ!」と名乗っていて、「既にそのチーム名はあるけど」とレイブンにつっこまれる。


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 ロビンは「俺たちはワルだから、既にある名前を使ってもいいんだ」と、どうだワイルドだろう的に返している。

 それなりにDCコミック好きの私でも、リージョンオブドゥームってどいつら様ですか?とピンと来なかった。
 調べてみたら、なんとレックス・ルーサーをリーダーとする由緒正しいヴィランチームとは。


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 そんなRoDを勝手に名乗るなんて、さすがロビン。

 さらにオリジナルのRoDが拠点とするドゥームホール(どくろヘッドのビル)をタイタンズタワーの隣に新しく建てていた。

    恐ろしいほどのワルだな、ロビン。 

 
 それにしても、タイタンズGOのスタッフは細かいネタが本当に好き。
 しかし、それを上回る細かいつっこみをすると、”Let's get srious #84”の回でスーパーボーイが空飛んじゃってるけど、父親のルーサーからもらったドーピングパッチがないと飛行できないはずだろスーパーボーイ。

TOEICは役に立つのか?

 TOEICの勉強は英語を使う役に立つか、立たないか。
 時々、ネットでこういう議論をみかける。
 私は役に立つ派だが、私の知り合いで英語を仕事で使う人ほどTOEICに対して冷ややかだったりする。

 TOEICスマホのゲームにおけるチュートリアルに相当する。
 チュトートリアル後のガチャであまりいいものが出なかったらリセマラするように、TOEICの試験の点数が気に入らなかったら受け直せばいいわけだ。
 そうすると微課金でTOEIC攻略と言っても、ゲームのチュートリアルで課金するやつがいない(ゲームの場合はできない)んだから、TOEICで課金してどうするってなってまうのだが。
 実はブログのタイトルは「微課金ゲーマーが英語攻略」だった。英語よりもTOEICの方が見た目にキャッチーなのでそうなっている。

 TOEICで800点取った時に勉強に手応えを感じて、次は900点越えを目指したくなった。
 それに800点に手が届き出すと試験のコツもつかんできて、勉強する事が面白くなってくる。
 しかしその一方で「TOEICの点数は英語を使いこなす能力ではなく、TOEICの熟練度を示しているに過ぎない」という、役に立たない派の人の意見も聞いていた。
 確かに800点を取っても、アメリカドラマの英語がまるで聞き取れないし、理解できなかった。
 そのままTOEICの勉強を続けて900点を越えたしてもそれでネイティブの英会話が理解できるようになると思えず、約2年の付き合いで馴染んでいたTOEICの世界から離れる事にした。

 今もTOEICのために英語を勉強するのは、役に立つと思っている。
 暗記できるくらい何度もリスニング編を音読した結果、海外のホテルでトラブルなんかが起きた時に口からスラスラと英語が出るようになったのはTOEICのおかげである。

ヤングジャスティス 2018年にシーズン3!!!

 アメコミのアニメで英語のリスニングを鍛える記事を書こうと、アメコミ情報をネットで見てたら、ヤングジャスティスのシーズン3がアメリカで2018年に放送開始の速報を見つけてしまった!

 

https://www.google.co.jp/amp/amp.denofgeek.com/us/tv/young-justice/259858/young-justice-season-3-release-date-synopsis-poster

 

  今でも時々、カートゥーンネットワークでシーズン2までの再放送をしている。

 それを見る度にこの傑作に続編があれば・・・と涙していた。

 それはアメリカのファンもそうだったようで、クラウドファンディングで資金を集めてまで続編を作ろうとしていたらしい。

 そっちは資金が足らず失敗したが、DCアニメのオリジナル長編シリーズ(Justice League Warとか)がアメリカでは売れてようで、ワーブラさんも「ヤンジャスも続編作ったら行けるかも」と踏んだんようだ。

 Justice Leagueのアニメ版長編、私は日本語版を待てなくて英語版で買ってしまいました。というか、日本語版ってカートゥーンで放送どころか、ブルーレイの気配すらないけどね。

 

 兄弟チームのティーンタイタンズがちびキャラバージョンのGOで人気が出て、それをアクアラッドは妬んでいるようだが、彼もこれでロビンと仲直り出来るだろう。

 *ティーンタイタンズGO シーズン2のエピソード32(#84)”Let's get serious"参照


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 ヤングジャスティスのアクアラッドから「ティーンタイタンズは真面目(serious)にヒーロー活動してない」とディスられて、シリアスモードに突入した気合い十分なロビンたち。
 シリアスになり過ぎて、レイブンに到ってはもはや単なる死神と化してる。

 

 普段、英語に投資した事の有用性を感じないで暮らしているが、こういう時は良かったーと素直に思います。 

 シーズン3の続報

TOEICを微課金で完全攻略する方法!

 微課金でのTOIECの攻略について全然書いてないので、そろそろ書く。
 
 1.まず公式問題集を2冊(1冊2800円)と公式リスニング編(1800円)を買う。


 2.問題集を月曜から金曜まで、問題集を1時間で解けるだけ解く。

    
 3.リスニング編を解く(30分)          更に解答の問題文を音読する(30分)。
 
 これだけである。

 途中で内容に飽きてきて、新しい公式問題集を買いたくなるかもしれない 。そこは予算次第だが、1冊を5回は繰り返して元は取りたいところだ。

    そうそう、もう1つ肝心なものがあった。

 4. 年に1回くらい、TOEICを受ける(頻繁に受けると試験料もバカにならない)

 これだけ? と言われそうだが、そうこれだけ。

 これがTOEICの最も効率的な勉強法であり、課金法である。

 確かにネットを見れば、勉強方法だけで山ほど出てくる。
 私も問題を解くのに飽きてくると、何かすごい上達方法があるんじゃないかとネットをよく見ていた。
 そして、色  々な参考書が紹介されているのを見つけるとつい買いたくなった。
 だが、800点を取ってみて、やっぱりTOEICの点数を上げるには、公式問題集を繰り返すのが最も近道だと改めて思う。


 それとテキストの音読。
 とにかく、リスニング編の付属CDを真似して音読しまくる。
 テキストを見なくても最初の数単語を聞いたら、後は最後まで言えるくらいまで繰り返し音読する。

  音読を始めた時に、part4の問題文の長さを計ったら1分もある。

 1分! こんな長い文章を暗記できるわけない! と叫びたくなった。

 これが、やってるうちにできるようになってくるものである。


 多分、同じ例文を50回くらい繰り返し音読した辺りから、リスニングの問題を聞いていて、格段に聞き取りやすくなって来るのに驚くと思う。

 
 

 
 
 

語学学校という閉じた世界1

 まずこのブログでの”英語を勉強する”という事についての結論を書いておくと、英語は手段でしかないとなる。だから、目的にもならない。英語の勉強にゴールもない。

 では、語学学校について。
 
 英語が話せるようになりたいという人は、だいたい英会話学校に通うのが普通なんだと思う。やる気のある人だと、留学ですか。
 しかし私は微課金で行きたかったので、まず英語の勉強方法について調べまくった。ゲームもダウロードしたらまず攻略wikiをチェックするように、英語でも実はリセマラが必要になってくるのかもしれないと思ったのだ。
 ネットや本屋で関連情報を見まくった挙げ句、英語にも重課金プレイヤーから無課金プレイヤーまでの幅があるとわかった。
 英語における重課金プレイヤーというのはどういう人達かというと、海外の大学に留学してそこを卒業しちゃう人である。
 重課金プレイヤーが圧倒的な存在感を持っているのは英語でも同じらしい。
 課金額無視の効率最重視でいくなら、大学が作ってる入学者のための語学コース(1年間)に入って、さらに学校の授業の後に、家で家庭教師に2時間以上の個人授業を受ける。
 家庭教師もたんにネイティブスピーカーというだけではダメで、現地の大学か大学院で英語教授法を専攻してるプロの語学教師でないと効果が望めないらしい。
 英語が話せるまでにかかる費用で、通訳雇った方が早くないか?という世界だ。