声調確認くんという無理ゲー その1
NHKアプリのゴガクルには声調確認くんという発音チェックができる機能がある。
英語用もあるが中国語用の方が圧倒的にビジュアル映えする。
ここは台湾、香港、広州に行って本場の中国語の洗礼を受けた友人Nの出番である。
ニックネームのNは彼が台湾で遭遇した能年玲奈から取らせてもらった。
N「なんでそんな恥さらしをしろと?」
ーネタがねえんだよ!
N「そんなことは知らねえんだよ!」
ーネタなしにうどやってブログを更新できると思ってんだよ!
N「(更新)しなければいいだけだろうが!」
ー頼む。
ネタがないんだ。
ネタだよ、ネタが欲しいんだ。
N「哀れだな。吸血鬼かお前は。
中国語じゃなくても良いって言ってたよな。
俺が勧めたやつ書けよ」
ー霊幻道士だろ?
N「絶対面白いから」
ー興味がないな
N「とにかく最初の1だけでもいいから」
ー見たら(声調確認くんを)やってくれるか?
N「やるわけないだろ」
ー音声をアップするわけじゃないから誰かもわからない。
問題ないだろ。
N「なら、お前がやればいい」
ー・・・。
思い出して書いているせいもあって脚色もあるが概ね友人Nとこういう会話をした挙句、最後は自分でやる羽目になった。
改めて説明すると声調確認くんはスマホの録音機能を駆使して中国語の発音を解析してくれるという優れものだ。
中国人講師を高いバイト代で雇わないとできなかったような贅沢が今はスマホ一つでできる。
中国人ネイティブスピーカーによるお手本も聞ける。
録音した自分の声とお手本を合成して自分の声でのお手本まで再生できる。
まさにデジタル世代の申し子である。
これが無料のアプリって太っ腹だなNHK!
NHKオンデマンドで過去のテレビ版語学講座も視聴できるようにしてくれよ!
この画面に向かって発音する。
まずはこんな感じ。
初心者にしては上出来だろう。
なお音調の変化を判定しているだけなのでハミングでもOKだった。
実際の中国語の発音として正しいのかは関係ないようだ。
次は”みなさんこんにちは”である。
Menの音が外れているが他はこんなものか?
もう一回挑戦だ。
今度はHaoの音が合わない。
三回目である。
はい、遠のきましたー。
お手本の音声をよく聞いてからやり直し。
さっきとほとんど変わってない・・・。
この後、何十回やっても三つ揃ってはお手本に合わない。
ある時はメンを突き抜けてみたり。
ヘイ!メーン
ある時はハオを突き抜けたり。
スキーで空中滑空してからの雪に突入的なハオ。
たかが”みなさんこんにちは”で既にこの難易度である。
中国語ってこんなに難しいんですか?
中国語にEasyモードは無しなのか?
これ本当に八億人も使ってる言語なの?
挨拶で心が折れたので続きは次回にする。